2020年8月20日 梅雨も明け連日の猛暑が続いておりますがどうお過ごしでしょうか?
今年に関しては新型コロナウイルス対策も必要(マスク着用等)となり、より蒸し暑く感じる今日この頃です。 この時期に多い熱中症については、毎年のように熱中症が原因の死亡事故ニュースが後を絶ちません。 今回は熱中症予防についてお話させて頂きます。
熱中症予防のポイントとは?
- こまめな水分補給
のどが渇いてから・・・ではなく、こまめに水分摂取を行いましょう。
特に高齢者は体の水分量が少なく、のどの渇きを感じにくい為、水分摂取が出来ていない事があるので注意が必要です。
また、大量に汗をかいた場合は塩分補給も必要です。
- 衣服の調整
通気性のよい生地の衣服を着用する等、快適に過ごせるように工夫しましょう。
また、様々な冷却グッズが市販されていると思います。特に屋外での活動時はより一層の注意が必要です。うまく利用し予防を行いましょう。
- 室温の調整
エアコンや扇風機等を利用し、室温の環境調整を行いましょう。
特に高齢者は室内での熱中症も多く発生しています。こまめな声掛けを行う等の注意喚起が必要です。温度計を室内の目立つ場所に設置し、目で確認できる状態にしておく等の工夫も効果的です。
- 日々の健康管理
睡眠、休息、栄養摂取をしっかり行い、体調管理を行いましょう。
どんな症状になるの?
以下のような症状がある場合、熱中症の疑いがあります。
・体のだるさ、吐き気
・めまいや立ちくらみ
・筋肉のけいれん
・失神や呼びかけに反応しない
・異常な発汗
・高体温
症状が当てはまる場合、涼しい場所に避難し水分摂取やクーリングを行いましょう。
状態に応じ、救急隊要請の判断が必要です。
最後に
熱中症に関しては、老若男女問わず注意が必要となりますが、患者の多くは高齢者です。
屋外だけでなく、室内でも発生しており、高齢者に関してはこまめな声掛けが必要となります。
まだしばらく厳しい暑さが続くと予想されておりますが、対策を講じ元気に過ごしましょう!!