2020年11月18日 朝晩が冷え込む日が増えてきましたがいかがお過ごしでしょうか?
例年であれば、インフルエンザ流行等のニュースを見る事が多くなる時期ですが、高齢者の方は、ヒートショックへの注意が必要な季節になってきました。ヒートショックで亡くなる方は交通事故での死亡者数の約4倍もいらっしゃるそうです。今回は、冬場に気を付けたいヒートショックについてまとめてみました。
ヒートショックとは?
家の中での急激な温度の変化により血圧が大きく変動し、その結果「心筋梗塞」「脳梗塞」「失神」などを引き起こす事を言います。温度変化の大きい浴室で起こる事が多く、転倒に繋がる恐れや湯船での溺死の恐れもあります。よって、冬場の入浴時は対策をしっかりと行いましょう。
対策は?
~ 脱衣所や浴室を暖かく ~
暖房の使用や、お湯をはる際に浴槽の蓋を開けておく等、寒暖差をなくす工夫をしましょう。また、お湯の温度は低めに設定しましょう。
~ 飲酒後の入浴は控えましょう ~
飲酒後や入浴中は血圧が下がるためにリスクが高まります。
~ 入浴時は家族に一声 ~
万が一の際に発見が遅れる恐れがあります。
~ 立ち上がる際はゆっくりと ~
めまいや失神の可能性が高まります。
また、ヒートショックは浴室以外でも発生します。起床時やトイレの際も急激な温度差が発生します。暖房器具等を利用し、ヒートショックが起こる環境要因を極力無くすように対策しましょう!